次の行き先は「羅漢寺」。
龍岩寺を出て、387号に戻り、青の洞門方面に走ります。
耶馬溪周辺は、至る箇所で奇岩が見えますが、
途中で、下の写真のような、山の崖に何かが見えてきました。
ナビを見ると、明らかに、あの場所を指しています。
下の写真、左側の山肌の部分と右側の山肌部分に何やら見えますね。

もう少し近づいて見ると、崖が切り開かれ、お堂が見えます。
これが、羅漢寺か? と思いながらも、何か違う。駐車場にも車はいません。

こっち側はどうだ?(最初の写真の右側です)

リフトも見える…

ということで、この山の下まで走ると、お土産やさんもあり駐車場も満車でした。
なんとかバイクを隅っこに止めて、この坂を登りますが…
しばらく登ると、先ほどのリフト乗り場があり、歩いて登るかリフトかの選択を迫られます。
羅漢寺まで、往復700円、頂上まで往復800円、片道500円。
帰りは、歩くのも楽しいだろうと、片道500円を選択(笑)

リフトの中間駅で降りて、羅漢寺を目指します。
まずは、岩をくり抜いた道。崖の上なので、周りは険しいです。

右側は、崖となっています。

千体地蔵が見えてきました。

千体地蔵、この中にたくさんの石仏。

中の写真を撮ると、このように石仏がたくさんあります。



山の岩にはめこむように造られた山門です。

山門(羅漢寺の入り口)をくぐると無漏窟(むろくつ)があります。
無漏窟とは煩悩がない境地の大きな岩屋です
この中に、五百羅漢が安置されています


中に入ると五百羅漢があります。


五百羅漢の横から奥に行くと羅漢寺の本堂があります。

この本堂も岩の中に建てられています。

この前に行った「龍岩寺」もすごいと思いましたが
この「羅漢寺」は、比べ物にならないくらいすごかったです。
こんな山の上、それも崖の中にこれだけの建物を建てて、3770体もの石仏を見れるのは
それほど無いのではないでしょうか。
後で調べてみると、日本三大五百羅漢の一つだそうですね。
さて、人の波はリフトに向かっていますが
私は歩いて降りますよ。
仁王門がありました。

室町時代に建立され、門の天井には当時の将軍、足利義満より送られた 「羅漢護国禅寺」の表札があります
。
ここは、是非、見ていただきたい場所ですね。
お勧めします。
羅漢寺を出てからは、一目八景を通り、玖珠ICも過ぎて長者原。



もうすっかり秋ですね。
ススキがなんともいい雰囲気をかもし出しています。
寒くなる前に、次はどこへ行こうか?