続いての磨崖仏は、「鵜殿窟磨崖仏」
(佐賀県唐津市相知町相知和田)
鵜殿窟は、大同元年、空海(弘法大師)によって
阿弥陀・薬師・観音の三像が大洞窟にに刻まれたことに始まると伝えられている。
石窟の中心には十一面観音と不動明王、持国天・多聞天。
現在、石窟が崩れ落ちる可能性もあり、その保存の動きも出てきている。
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法安寺の磨崖仏とも、そんなに距離も離れていない場所にあります。
法安寺は、お寺の境内にありますが、ここは山の中腹に岩山があって彫られています。
入り口にも石に彫られた仏像。

まず見える手くるのが、この景色です。
数本の木で足場が組まれ、布が立てられていました。
慰霊祭みたいな何かが開催される準備かと思いましたが
説明文を読むと、崩壊の危機にあるこの仏像たちを保存しようと
まずは、日よけを立てたようです。
もう少し、景観をくずさないものにしてほしかったですね。

岩がくぼんだ場所に、仏像が彫られていました。


正面のくぼみから、左奥を見ると、さらにくぼみになった場所があり、そこにも
小さな石仏があるようです。

行ってみると、こんな感じでした。

大きな岩の裏にも回れそうだったので、回ってみると、
そこにも彫られています。
ただ、崩壊の恐れがあり、行けるのは途中まででした。

この後、さらに「立石観音」にも寄ろうとしましたが、結局、見つけられず。
「蕨野の五百羅漢」も気になりましたが、時間的にパスして
最後は「見帰りの滝」によって帰りました。



今回は10時頃に自宅を出て、15時30分には戻ってきました。
佐賀にも、探せば、まだまだ楽しそうな場所がありそうです。
けっこう近距離なので、もっと探検してみたいですね。