手紙
読んだ本
本田宗一郎氏の本はこれで2冊目です。
この本は、もう15年も前の本です。会社の本棚にあるのを読みました。
(昨年には、同じ内容で再販されているようです)
がんこ親父で厳しいけれど誰からも慕われ、何も恐れずにトライしてきた
ゆえにホンダという会社がこれほど成長したのだと思います。
1%の成功は99%の失敗のおかげで成し遂げられるもの、だから、失敗は許される。
定年退職するときに、「大過なく過ごさせていただきまして…」なんて挨拶して
去るものがいるようだが、そんなことだけは言わないでくれ。
「誤りもずいぶんしましたが、こういう大きな仕事もしました」と言えるような
人間であってほしい。
そんなメッセージが綴られています。

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本とは関係ないですが…
あなたはどのタイプの人間ですか?
徳川家康・ 鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす
豊臣秀吉・ 鳴かぬなら 鳴かせてみよう ほととぎす
織田信長・ 鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす
八百人の経営者を集め、「あなたはどのタイプですか」と聞いたところ、
たった二人だけ、自分はどのタイプでもない、と答えた経営者がいました。
「鳴かぬなら それもまたよし ほととぎす」
松下幸之助氏です。有名ですよね。
もう一人。
「私は俳人ではないのでうまく詠むことはできないが、
その三つのタイプには入らない。」
本田宗一郎氏です。
人は選択肢を与えられるとその中から選ぼうとし、他の可能性を消してしまいます。
ふたりは既成概念にとらわれることなく、自ら答えを出すことができる人物でした。
だからこそ日本を代表する経営者にまで成り得たのでしょう。
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