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芸能人ではなく経営者です
- 2009/09/09(Wed) -


田中義剛さんが経営する花畑牧場、その生キャラメルと言えば
皆さんご存知だと思います。食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
北海道のお土産と言えば、石屋製菓の「白い恋人」、ロイズの生チョコ、六花亭のマルセイバターサンド
の3つが定番(シェア率95%)でしたが、この市場に無謀にも田中義剛さんが割り込んで来るのです。
それなりの戦略と実行力がなければ、決して上手くいかなかったでしょう。
2008年では、花畑牧場が30%強のシェア、白い恋人についで僅差の2位だったそうです。
経営について田中義剛さんの本気度が伝わってくる本でした。


20090909_nihon.jpg

日本理化学工業、伊那食品工業、中村ブレイス、柳月、杉山フルーツの5社が取り上げられています。
どこもすばらしい会社です。
経営が上手くいっていない会社の経営者が言う台詞は
「景気が悪い」
「政策が悪い」
「規模が小さい」
「ロケーションが悪い」
「業種が悪い」
「いい人材に恵まれない」
など、しかしそんなことは関係ないのです。

社員の7割が障害者の会社、「日本理化学工業」は
障害者の方が安心して働けるようにと、
人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせるようにしました。

日本でいちばん過疎化が進んでいると言われる島根県、
そのなかでももっとも辺鄙(へんぴ)な場所にある「中村ブレイス」は
大都市からわざわざ就職にくる社員が多いそうです。

120店舗ほどのうち半分はシャッターが下りた商店街にある杉山フルーツは
家族5人ぐらいで営業している小さな個人商店です。
ここが2億近い売上を稼いでいるとしたら、すごいことですよね。
店の規模でもロケーションでもないのです。

こういった企業の経営者は、社員とその家族のため、地域社会のために
会社経営をやっています。
この本には、これらの企業の理念や創業からの成長の記録がかかれており
大変勉強になりました。

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